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ホーム>「30代で第一線!」>お料理を楽しむ>西出 美紀子
料理研究家/フードコーディネーター/Mii’s Cookery主宰

Mikiko Nishide

オーストラリアに在住経験があり、国際感覚に溢れた料理や菓子、ワインに精通。料理教室を主宰する傍ら、大使館や知人主催の国際的なパーティー、TVや雑誌、ショートシアター等で料理に関するコーディネート、プロデュースを手がける。料理界のエンターテイナー&風雲児としても注目される料理研究家。

「自分が好きなことを本気でできることは幸せだなと思っています。」と語る西出さんは、現在、都内自宅キッチンスタジオで和食料理教室を主宰する。また、女性だけでなくオシャレなビジネスパーソンたちが集うパーティー形式の料理教室やアーティスティックな人が集まるショートシアター、イベント会場でもその腕を振舞う。日本古来の食材を使ったレシピや国際色豊かな料理やお菓子は人気だ。
料理の世界で独立をされたきっかけは。
「アストン・マーティンに勤めていた頃、度々、週末のイベントやパーティーがありました。そこで、『ちょっとお料理を作ってくれない?』と頼まれて、みなさんの前で実際に作ったり、ケータリングしたりしていました。会社の方や海外からお見えになった方が、『美味しいね!』、『また今度も作ってね!』って言ってくださり、凄く嬉しかったんです。これがお料理の世界一本で進もうと決めたきっかけですね。今、こうして在るのは、色々な方々に良い縁をいただき、活躍のステージをいただけたからです。家族はもちろん、協力者、プロダクションの方々がいてくれるお蔭で、好きなお料理の仕事を“本気”にさせてもらっています。私は運がいいなと思います。」
そんな西出さんの子供時代は、「母が趣味で陶芸をしていたので、いつも食卓には手作りのお皿とお料理が並んでいました。その影響なのか、私も物作りが好きで、小学生の頃からお菓子作りが大好きでしたね。食べることの方が好きだったかな(笑)。高校生になって進学を考える時には、美術系に行くんだと心に決めました。でもまさか、その時は将来、独立
をして仕事をするとは考えていませんでした。大学では水彩画、油絵、工芸デザイン、一通り勉強しました。色々な芸術の表現手法を学びましたが、やっぱり最後には母の影響なのか陶芸を専攻しました。今、和食料理教室では和食器にもこだわっています。母が作った器ももちろん使っていますよ(笑)。」
料理界のトレンドリーダー的な存在で華やかに活躍されている西出さんではあるが、社会福祉的な視点も持って活動されている。それは、行員時代にNGO世界ボランティア支援団体とパプアニューギニアの森をつくる支援活動を共にされたことがきっかけだ。
「今もその活動は続けていますが、もっと自らの手で今の活動をそのまま生かせるような支援活動はないだろうか?と模索していたところ、ご縁がありまして発達障がい、自閉症を持つ青少年たちの自立支援を行っている施設で、料理を彼らの前で行い、一緒に食べることでコミュニケーションを図ったり、料理に興味を持っていただくということを担当させて頂いております。彼らの独自が持つアーティスティックな感性を肌で感じつつ、料理にもその感性が芽生えたときには素晴らしいものが作れるのではないかという期待もあるとてもエキサイティングな時間を共有しています。」
彼らの作り出すアウトサイダー・アートは絵画や彫刻、服飾、映像、音楽の世界で広がりを見せている。西出さんは、料理のステージで障がい者の方々が自立できるようにその礎を築かれようとしている。

「自分も含め、人の食のステージはなんて大きいのだろうと思います。そのステージが彩り豊かになると心の豊かさに繋がるのではないかと思っています。お料理の世界で独立をして、活動すればするほど発見があり、嬉しさがあります。その“マジック”にはまっています。」
食は全世界、全人類共通。料理を挟み、人と人が
コミュニケーションを取り、心と心を深め、笑顔の和が広がっていく。その食ステージをより豊かで彩りあるものにするために仕事をされる西出さん。そのモチベーションは衰えることはない。

「私は多くの方々に支えてもらって今、こうして好きなことを仕事にしています。もし才能があるのに上手く発揮できない方がいらっしゃれば、その方が輝けるようにご支援できればいいなと思っています。個人的には、これからも支えてくれる方々に感謝しながら、感動を与えられるお料理、そして、一人でも多くの方々の笑顔が見れるように食を通じて活動を広げていきたいと思っています。」

「”愛する人の笑顔がみたいからシェフになる私”そんな人たちが増えてくれれば嬉しいです。」
西出さんの可愛らしくてシュールな風貌とそれを融合したかのような料理は、今までにない料理教室の装いだ。毎回、キャンセル待ちが出るほどの人気を博す外苑前教室。当日、ワインを好きなだけ飲み、料理の勉強をしながらエスニックな料理をいただいた。それぞれ違うステージを持つ凛とした男性や女性たち総勢20名が休日のひとときを満喫していた。皆様も大人が楽しむ教室に一度、参加してみては。
(料理教室前の忙しい時間にも関わらず、真摯に対応してくださり、有難うございました。)
